例えば、あなたがケーキ屋さんだった場合、

お客様が求める事は?

①近くのケーキ屋さん

②誕生日のロウソクと名前の入ったホールケーキ

③みんなで分けるロールケーキ

④天然素材に拘ったオーガニックケーキ

⑤糖尿病でも食べられる、無砂糖ケーキ

⑥結婚式のケーキカットに使うケーキ

⑦100円ケーキ

⑧お土産用のショートケーキ


いえいえ、全く別な事で、営業時間と住所、お店の雰囲気かも知れません

 

その時、あなたがお客様なら、どんなキーワードで検索しますか?

例えば、

「チョコレート ロールケーキ 横浜」 かも知れませんし

「イチゴのショートケーキ お取り寄せ」 かも知れません。

 

その時に、ホームページのトップ画像が、ホールケーキだったら、どうでしょう

お客様は7秒で、そのページを閉じて、余所へ行ってしまいます。

 

勿論、あなたのお店は、いろいろなケーキを扱っていますが、

なぜ、お客様は去って行ったのでしょうか?

 

実際の店舗だったら、

「チョコレートのロールケーキくださ~~ぃ」と来たお客様に対して、

店主のあなたは、「ホールケーキいかがですか?」と答えたからです。

 

必要なのは、お客様が求めている情報に対して、

的確な情報を瞬時に伝える事です。

その為には、お客様の求めるキーワード毎に、

的確なページを作り、お客様の要求を満たす事です。

「当店のケーキはおいしいよ、何でも取り揃えているよ」

とやってはいけないんです。

 

キーワードの定まらないお客様の場合は、

やっても良いとすれば

「○○大賞を受賞した、○○一番のパテシエが、あなただけにお届けする最高のケーキ」

「やっと作る事が出来ましたが、数は少ないので、完売の際はお許し下さい。」

更にパテシエの成長ストーリーが続く。

ではないでしょうか?(売り込みはしない事)


試しに、Yahooで「チョコレート ロールケーキ 横浜」で検索してみた。

1~3番は、食べログが独占、チョコロールを扱うレストランのリストが並んでいる

しかし、食べにいくのではなく、買いたいので、その下へ

 

4番目は「横浜夢本舗」のページタイトルに、食べログを意識してか?

自社サイトと書いてある。残念な事に、写真の画像が表示されない。

店長にJimdoの事を教えてあげたいですね(*^_^*)

 

そして、5番目は、「霧笛楼」の【濃厚フォンダンショコラの味わい:煉瓦ロールと続く

流石に霧笛楼さんのページは素敵な写真で解りやすく、食べたくなります。

ランディングページは、商品説明のみに抑えている。(お上品なんですね)

残念な事に、ショッピングカートへは、リンクしていない。

霧笛楼通販サイトも覗いたが、探せなかった。(買えない・・・・)

「直接、お店へ買いに来てください」って事ですかね

 

 

ホームページのデザインについて

色合いを変えたり、文字のフォント書体を変えたり、

いろいろなデザイン手法がありますが、

それを行う事で、成果は出るでしょうか?

 

毎日1,000個販売しているケーキ屋さんなら、

それが1,050個売れるようになるかも知れませんが、

10個しか売れないケーキ屋さんでは、効果は期待できません。

これを「大数の法則」といいます。


売れないケーキ屋さんには、

デザイン以前に、売れない要因が別にあるのではないでしょうか?


デザインをしなくても良いと言う事ではありません、

最初の段階では、デザインをしても効果が期待できないと言う事です。

成約率を上げる為には

  1. 文章を熟成させる。
  2. 写真をアピールの強い物に変える。
  3. LPOで、お客様に合わせたページの作成
  4. SEO対策で、検索エンジンに表示させる。
  5. スポンサーサイトの利用(有料の宣伝)
  6. 余裕が出てきたら、やっとデザインの変更

となります。

カッコイイページを作る前に、売れるページを作りましょう

カッコイイページを見たら、あなたのお店で買いたくなるのでしょうか?

考える順番は、あなたのお店で買いものをする人は、

何を求めてあなたのお店へくるのでしょうか?

そのお客様に対して、あなたはどのホームページを見せますか?

それがLPO対策です。

主幹ビジネスのホームページの制作手順を考える

1、コンセプトを決める

①サイトを作る理由を考える。

 新規のお客を集客したい 新商品を知って欲しい

 

②ターゲットユーザーペルソナを確定する。 

 徒歩圏内の30代、OL、既婚者、小太りなど特性を特定する。

 

③どんな情報を掲載するか?

 サービス内容、メニュー、営業時間、所在地、スタッフ紹介など

 大切なのは、あなたの強みを前面に出していく事です。

 

④ホームページ以外の媒体ではダメなのか?

 ホームページはシルバー世代には不向きかも? 

 宣伝コストで比較 他の媒体と併用も考える

 併用する場合は、同じイメージ画像を使うなど、イメージもリンクさせる。

 

 

※「近隣に住む新規のお客さんが、サービス内容を見て、お店に行きたくなるようなサイト」

2、競合他社に打ち勝つポイント(強み)を整理する。

御社の強みとは、他社と差別化し、選んでもらう為の理由です。

 

他社にはない、御社だけの特徴を考えます。

 

丁寧な接客、カウンセリング

 

例えば、渋谷109の販売員は、

お客様を見て、1回目の来店か、他社を見てからの再来店か?

再来店したお客様が、どこのお店の袋を抱えているか?

周辺の特売情報や新商品の情報を常に入手して、

「○○店の○○商品良いですよね」と話かける。

そして、袋の中の「その洋服にはこちらのスカートがお似合いですよ」

とアドバイスしているそうです。

プロはそこまでやるのかと感心させられます。

 

御社はプロの対応が出来ていますか?

3、このホームページで一番伝えたい内容を考える

一番のポイント(強み)は何か?

 

お客様がお店に来てくれたり、商品を購入する切っ掛けとなる情報

 

競合他社と差別化できるサービスや商品を

お客様が購入すると、素晴らしい事が待っている・・・・

お客様は、商品が欲しいのではなく、

自分の欲求が満たされる為に、商品を購入しています。(購買心理)

 

同じ商品なら、あなたから買いたいと思わせる。

その為には、あなた自身のブランディングが必要になります。

(セクシーでグラマーな美人だったら、それだけで十分なんですけどね)(*^_^*)

 

商品の特性よりも、欲求の満足を優先し、

伝えたい事が決まれば、それをキャッチコピーに入れたり

魅力的なイメージ画像で表現して、一番伝わり易い方法を考える。

 

ただし、キャッチコピーは先に決めてしまう物ではなく、

書いた内容から自ずと出てくる物なので

ここでは、見出し程度に考えて進めて下さい。

 

その際に、検索キーワードを確定しておく事も大切です。

4、情報の紐付け階層化

伝えたい情報とは、

  • お客様の環境・条件・ペルソナ
  • お客様のニーズ・叶えたい夢
  • 貴方のお店・商品

の3次元マトリックスになっているかも知れません

更に、条件が加わり、4次元5次元かも知れません。

 

お客様にとって、必要な情報や伝えたい情報を整理し、

情報種別により、ツリー階層構造にまとめます。

 

それを元に、サイトマップ・メニューを制作します。

 

ここで重要な事は、御社がお客様に伝えたい事よりも、

お客様が知りたい事を優先する事

お客様目線に成っている事が重要です。

5、コンバージョン率を上げる為に

ホームページで物が売れると言う事を考えてみましょう

1.LPOにより、ニーズ毎のページを作ります。

2.AIDOMの法則により、成約率を上げます。

3.SEOにより、より多くの人に見てもらいます。

 

100人が見に来て、商品が1つ売れるページと

1000人が見に来て、商品が1つも売れないページ

どちらが、良いですか?

 

この順番を間違えないで下さい。

コンバージョン率とは

あなたのホームページを検索して見た人数 = 1000人(SEO対策)

探している情報があると思った人     = 300人(LPO対策)

購入を検討した人            = 50人(AIDOMの法則)

購入した人               = 10人(カート設置や流通整備)

 

この場合、1000人の人が見て、10人の人が購入したので、コンバージョン率は1%です。

SEO対策

多くの人に見てもらい、1000人を3000人に見てもらう為には、

YahooやGoogleの検索エンジンで検索した時に、上位に表示させる。

リスティング広告を出したりすれば、多くの人に見てもらえます。

検索エンジンで上位に表示させる為の方法をSEOと言います。

LPO対策

お客様のニーズ毎に、的確なランディングページを作ります。

【LPO対策】です。

 

お客様が求めている事は、多数ありますが、

そのニーズは複合的にマトリックスになっているものです。

また、理不尽にも、相反するニーズを同時に持っている場合もあります。

例えば、

安くて、美味しく、見た目も豪華な、酢漬けイカ・・・みたいな(*^_^*)

 

AIDOMの法則

ページの内容を見て、購入までのアクションを

下記のAIDOMの法則の順番に起こしていきます。

この部分が成約率【コンバージョン率】につながります。

AIDMAの法則では、消費者がある商品を知って購入に至るまでに次のような段階があるとされる。

  1. Attention(注意)
  2. Interest(関心)
  3. Desire(欲求)
  4. Memory(記憶)
  5. Action(行動)

 

1注意2関心 から いきなり、5行動に行く事はありません。

その為、2関心3欲求を持ったお客様に、メルマガの登録していただきます。

ショッピングカートや流通の整備

お客様が、購入を決定した際に、迷わずレジへ行かれるように誘導します。

また、お買い上げいただいた商品が、送料と消費税を含んでいくらになるのか?

支払方法や流通では、クレジットカードが使えるのか?いつ到着するのかなどの情報を提供します。

キーワードを考える

お客様はYahooやGoogleの検索エンジンを使い、

どんなキーワードを入力して、あなたのお店を探しだしますか?


Jimdoには、SEOの機能も付いていますが、

内部の文章の中に、キーワードが多く出てくるよう文章を作ります。

写真のALTタグにも、キーワードを入れます。(無意味かも知れませんが、やって損はない)

 

外部のSEO会社によるSEOはまだ考えないで下さい。

ホームページの更新を誰が行うかを決める。

社長一人の会社では、社長がやるしかありませんが、

社員が居れば、担当部署ごとのページ管理を行います。

そして、それを統括する人も必要になります。

利用想定デバイス

ホームページを見に来る人は、

パソコンから来るのか?

タブレットからくるのか?

スマホから来るのか?

それにより、ホームページの作り方も大きく変わります。

 

Jimdoでは、PC用に作れば、自動的にスマホ用のページも作られます。

ホームページの宣伝方法を考える

YahooやGoogleの検索エンジンから検索してもらう。

 

FacebookなどのSNSサイトにお店のアカウントを開設してお店の情報を発信する。

 

DMやショップカードなどの販促物にURLを記載

 

バナー広告やリスティング広告を出す。

 

メルマガ会員に向けて、宣伝を出す。

ホームページのレイアウトを作る。

Jimdoの場合、いろいろなテンプレートが用意されているので、

そこから選ぶ事もできますが、独自レイアウトで作る事も可能です。

キーワードを含む文章と写真を用意する

検索キーワードを繰り返し含む文章原稿と写真を用意する。

 

文章原稿は、自分で書く方が良いと思います。

言い回しを変える事で、多くのキーワードを含む文章を作りましょう

写真のaltタグにも、キーワードを入れましょう

 

写真は、プロのカメラマンに頼む事も出来ますがそれなりの費用が掛かります。

フォトリアやピクセラなどのサイトから、イメージ写真を購入する事も可能です。

 

既存のパンフレットやチラシから文章や写真を流用する事も出来ますが、

その文章や写真の著作権を確認しなければ流用する事はできません。

デザインの制作

トップページを制作して、デザインを確認します。

 

文章の仕様(フォント、サイズ、色など)をCSSで宣言する。

また、フォームやカート・シナリオメールと言ったシステムが必要な場合は、

事前に、どのような動きをするか、確認しておく、

ホームページ制作

トップページ以外のページも作っていきます。

ホームページ公開後、SEO対策を行う

Jimdoには、SEOの為にタイトル、詳細、キーワードの入力項目が用意されているので

各ボックスに入れるだけで、OKです。

 

Googleへ、sitemap.xml を送信します。(ウェブマスターツール)

アナリティクスのトラックコードを、ホームページへ埋め込みます。 

また、Googleのウェブマスターツールとアナリティクスによりアクセス管理を行います。